世界改変の映画を見たらアラサーデビューしかけた話
地球をアイスピックでつついたとしたら、ちょうど良い感じにカチ割れるんじゃないかというくらいに冷え切った朝だった。いっそのこと、むしろ率先してカチ割りたいほどだ。
『涼宮ハルヒの消失』 プロローグより
この日は「涼宮ハルヒの消失」の上映会だ。
eプラスで探していたら偶然見つけたのだ。夜の部を予約し
天下の分け目の抽選結果、見事潜り抜けて今に至る。
ちょっと高めの料金を支払って所沢の映画館に向かった。
ちょっと早くついてしまったので近くのコンビニで辛口チキンを
頬張りながら時間を待っていると気が付いたらオタクたちがそちらこちらにいた。
アニメのライブ会場みたいなミーハーな方(ド偏見)な感じじゃない、
なんかこう、コミケに行ってそうな歴戦のオタクって感じだ。
さてさて時間も近づいてきたわけだし会場内にレッツゴー
入ると真っ先にポスター。
そしてCMという極上の焦らしプレイなく上映会が始まった。
一応小説は読んだ身だが、実際に生で大画面を見ると印象が段違いだ。
特にラスト直前のシーン、キョンが○○に〇される瞬間は
サブスクで見るよりもゾクゾクした。
日頃はヘッドホンやらイヤホンやらで立体音響で楽しんでいるけど
映画館のあの臨場感には適わないな。
流石にASMRはないけど
そして時代を感じた。キョンが使っていたのは、なんとガラケー。
型番はPC-9821Cb3 / Tmodel A
スタッフロールを見ると協力欄に「NECパーソナルプロダクツ(株)」が。
今は「NECパーソナルコンピュータ株式会社」になっていて、
LAVIE ってノートPCを売ってるよ。
そうしているうちに2時間半が過ぎた。
終わってみると、丁度私の右隣のお客さんが拍手していた。流れに乗って私も、周りのお客さんも拍手。
これぞ会場が一体となったっていうべきだ。
帰りに会場周りをブラブラ。クリスマス近くなのか、ライトアップが煌びやかだった
隣の東所沢公園にも寄り道。
東京の豊洲の某所で見たことあるようなオブジェクトがあったのでパシャリ
そういえば12月18日午前4時23分、この映画の舞台となった
約10年も前の映画だけど「涼宮ハルヒ」シリーズはまだまだ根強いな
来年は現地に行ってみようかな
古く、懐かしい気分に浸りながらTwitterを開くとこんな画像が出回っていた
「涼宮ハルヒの憂鬱」のED曲 ハレ晴レユカイのダンスの終盤部分だけど
わかるの30代かよ!!!!
私まだ22歳なんだけど.....
おわり