ぐっちゃんのチェックポイント

身近なことからキワドイとこまで、幅広い領域を担当しています

借金という名のカルマを帳消しにした話

 

あらすじ

最近、「最近の若者はマセてる」ってよく言わているが

そんな場に立ち会うことがあった。

 

涼宮ハルヒの消失を見る前、付近のデイリ〇ヤマザキのイートインで

チキンを食べていた時のことだった。

 

私の隣に座っている女子小学生2人の会話で

「なんかね、結び方で『亀甲結び』ってのがあってね~~」

 

お茶を吹きかけた。

マセてるのにも限度があるだろ!!!

 

ホントは『亀結び』って言いたかったんじゃないかな。

本編

場所は品川駅高輪口。集合時刻は余裕をもって9:45。

電車のサイレント遅延が体にストレスになって浸透していく中、

学生時代の後輩がやっと来た。遅いぞコラ、俳優だったら2時間目集合は当たり前だぞ

 

マクセルアクアパーク品川

JR品川駅から歩いて数分。

プリンスホテルがすぐ隣にある水族館

マクセルアクアパーク品川にやってきた。

 

実は当日の一週間前に下見で訪れたのだが、アホみたいにお客さんがいたのだ。

というわけで予め会社の福利厚生のポイントでチケットを事前購入した。

当日はチケット列に向かって天皇陛下のような挨拶をしながら華麗に入場。

決まったな、これは。

 

予約ができる男はいい男といわれているが、行動を褒めているのではなくて

スケジュール通りに物事を運べるプロデューサー的なカリスマ性を褒めているのだろうな。

 

ハゼ,タコといった寿司に出てくる生物から、

サメ、エイ、マンタといった水族館の定番を一通り鑑賞。

本来だったらじっくり観察して、この魚はなぜこんな柄なのだろう?

なぜチンアナゴは海流の向きに顔を向けるのだろう?

サンゴはなぜ有性生殖と無性生殖の両刀なのだろう?

といった学術的な会話をしたかったが、イルカショーを見たいので省略だ。

 

本丸のイルカショーにgo

会場に着くと何故か中央付近のアリーナ席はガラガラだった。

オイオイオイオイ人間のアイドルだったら泣くぜ?

 

大学の講義を受けるかの如く当たり前のように最前列に座ったのだが

周りにはほとんどいない。これでは大和魂が泣くな!

 

ショーはマジでよかった。イルカのド派手な動きだけでなく、

上からの照明や霧を巧みに操り空気中の水分がプリズムの役割をした虹と共に

キャストとイルカが綺麗なジャンプを決めた瞬間は見物だった。

ぜひ見に行ってほしい

どうやら私たちは空気に紛れてたのか水しぶきをかけられなかった。

実はイルカ側が空気を読んでくれたのかな(笑)

なんて自嘲しつつ撤収。

 

アフターヌーンティー

JR品川駅から山手線外回りで新宿にgo

内回りと間違えると1時間くらい遅れてしまうので要注意

東口から出て新宿三丁目の方まで歩いた

 

今回やってきたのはアクアリウムダイニング JeMare

そこの深海アフタヌーンティーセットを注文。

届いた鳥かごに3段の積み上げられたお菓子だった

うおーすげーなんて思いながら目を輝かせていると

そこに後輩の誕生日祝いの品が流れてきた。


つい最近知った中国語の数字スラングを使ってお祝い。

なんでこんなお祝いメッセージなのかというと、

私は真剣に考えてうまくいかなそうなら笑いに転げるタチなのだよ。

 

意外とお腹に来たね。ダイエットがんばろうな。

 

コートを買いに新宿徘徊

学生時代の後輩とアフタヌーンティーをした後、外に出たら冬の寒波が襲い掛かってきた。

そういえばコート欲しいなぁと思い出し、後輩に案内を乞う。

実は前に持っていたコートがつんつるてんになってしまったのだ。

というわけで新宿にある店で探すことに決めた。

 

「うわwww店で売ってるのサイズ合わないですね!w」

 

ユニクロ、GUといったファッション界のドン・キホーテには

私に合うサイズが何一つなかった。暫く友人が考え込んでいると

 

「#&?%`$&=#なんてどうです??」

 

ん?どこの国の言語だ?聞き取れないのでテキトーに相槌をしながら

後輩の誘導に従う。これじゃあ女子高生の無駄遣いじゃなくて

女子大生の小間使いだなとガタイで分析した。

 

やってきたのは伊勢丹新宿本店。

私のような一般ピーポーが来ないようなデカデカのデパートだ。

一通りフロア案内を見て、

 

「あ!ここです!6F」

 

そこには何やら達筆の英語で店名が書かれていた。

Perl.....S***h??? まじで読めんかった。

残念ながらそんなプログラミング言語には触ったことがないもので...と

軽い冗談を考えていると腕を引っ張られる。コロナ禍なのにどこにそんな力が。

そんなこんなで入店。

 

「良さげなのがいっぱいありますね~!こーゆーのとかどーです?」

 

何故かヒョウ柄のネクタイの店員さんと話している後輩を横目に見ながら

勧められた3着のコート

スターウォーズのダースモールが着てそうなコート、

・バイオ2のタイラントが着てそうなトレンチコート、

・冬ならこれ着れば何とかなるゆったりめの灰色ロングコート。

を着てみた。

 

試着している中気づいたのだが、3番目に勧められた灰色のロングコートがめっちゃしっくり来た。

スマートカジュアルっぽいし、バリバリの私服に着ても似合いそうだし

会社に着ていっても問題なさそう。

ロボットの整備・メンテナンスをするかの如く腕の可動部分を確認したところ、

特に問題はなかった。動き辛すぎず、何より暖かい。

というわけで買いました。

 

購入後のヒョウ柄の店員さんにマフラーとの合わせ技を教えてもらった。

コート着てマフラーじゃなくて、マフラーしてコートがいいってさ。

その方がコートと人の首部分の皮脂が触れ合わないようにできるし

なにより隙間から風が入ってこないのだ。

 

これはいいこと聞いたナ~~~

めちゃくちゃいい買い物しました。

 

帰り際に後輩からあの店の名前を聞いたのだが、

画像

ポール・スミス って読むんだって。

 

おわり