R12_好きな先輩と制服デートしたらトンデモナイことになった話
始めに
学生時代に使っていたノートパソコンのストレージ残量が5GB。
実験データやCADデータ、就職活動で使っていた資料や研究資料や論文をHDDに移したのにそれでも10GBにも届かない。
せや!使わないアプリインストールすればいいんや!
学生ライセンスの有効期限切れのアプリを全てアンストしたところ15GBまで空けることができた。
(私の大学では学生である場合Adobe製品が全部使える)
なんで今まで気づかなかったんだろう、、、
スマホのアプリをアンストする感覚なのに。
時間と容量を無駄にしたような感覚だけど、
まぁ元々搭載されている使わないアプリもついでに消せたし良しとしよう。
本編
こんにちはpLotsです。
今回はサークルの先輩と遊びに行った時の話をします。
ジャンルとしては、笑える系、失敗談に分類されるかな?
登場人物
私・・・・・・成績は中の上。交友関係はまぁ広い方。高身長
W先輩・・・・学年は一個上。高身長で頭もいい。少しポンコツ入ってるところが可愛い
大学に入学して半年
部活やサークルを通じて知り合いや友人が増え、少しずつ大学生活に慣れてきた最中、
突如私のDMにW先輩からメッセ―ジが届いた。
「ねぇ制服デートしよ」
マジ?それってお誘い?やったぜ。
二つ返事でOKし遊ぶ場所を決めようとした。
・・・後から知ったんだけど、このDM送ってきた時先輩泥酔していたらしい。
入社式に言われた「「「「酒は飲んでも飲まれるな」」」」の意味が分かった。
遊ぶ場所はトランポリンで遊べる「trAmpoland SAITAMA」をチョイス。
1学年上の先輩はこのところ実験や演習で運動不足であることを考慮した。
私ってホスピタリティだけはあるんだよな(笑)
前は予約なしでそのままで行けたけど、今は要予約だからオタクたちは注意してね☆
決めた後、一応先輩に当日の持ち物の連絡を、
私「運動服持ってきてくださいね!」
「スカートのままだと見えてしまいますし、、、」
W先輩「wwwお気遣いありがとう笑 ジャージ持ってく」
感触は良好だ。
ちなみに私は高校の時に使ってたジャージを持ってきた。
今では室内着と化してるよ
◇◇◇◇◇◇◇
当日、待ち合わせの駅に向かい待機。
階段でしばらく待つと、脚の長さが目立つ冬服のセーラー服姿が抜群に似合っていて、こう、綺麗な人がいた。
W先輩だ。
会って早々デカい声であいさつ。これで今日一日の人権を確保だ。
時間に余裕があるので近くの喫茶店にログインし、本日のスケジュールの再確認をした。
互いの制服のレビューをしたり、高校時代の部活の話をしたりと
学校系の話では盛り上がったのだが他の話題が出てこない、、、
多分私は企業同士の打ち合わせ直前の雑談や本題への切り替えが苦手なタイプだ。
希釈された記憶を思い返してみると、
W先輩「えー似合う?ありがと笑 でもね、私セーター服よりもブレザーの方がいいなぁ」
W先輩「セーラー服って、トレーナーみたいに着るじゃん?あれで髪が崩れるのよ」
先輩はセーラー服を集音機能のある制服としか見ていなかった私に新たな知見をもたらしてくれた。
そんなこと話してた。
その後、駅から出ているバスで現地に向かった。
受付では利用開始前にユーザー登録を迫られた。
私「この『年齢、身分』ってどうしよ…?」
W先輩「私18歳高校生にした笑(小声)」
思い切りがいいな、好きだぜ?そーゆーの。
高校生に完全になりきったウチらは1時間プランで遊びつくした。
脚ガクガクで汗びっしょり、水分補給で買った水が10秒でスッカラカンだ。
本日のメインディッシュを終え、帰りのバスに乗る前に二人で制服姿の影を撮った。
その後地元近くの小江戸に電車でGo。
着いたがまだ午後4時頃、晩御飯にはまだ早い。
来週あたり試験なのでスタバでテスト勉すっか!
しかし駅チカのスタバは案の定、高校生が多すぎる!!!!(楽〇モ〇イル米倉涼子ボイス)
そこで1階の大人しめな喫茶店に入店、
店員に案内され、美味しそうなコーヒーや映えそうなサイドメニューを選択。
先輩の選択を終えて店員を呼んだその時事件は起きた!!!
私「すみませ~ん」
店員さん「はーい」
そこには高校時代の同期のS.M.さん。
これが何を意味しているか、わかるか?
まず<状況>
私・・・・自身の高校の制服着用、見た目は高校当時のまま、学校指定バッグ付き
W先輩・・自身の高校の制服着用、(多分)学校指定バッグ付き、高身長で可愛い
続いて<ステータス>
もちろん大学で知り合ったのだから、私とW先輩の出身高校は共に違う。
そこから導き出された結果は__________これだ、
そう、何も知らない第三者から見れば、
私は現役高校生と身分を偽って、女子高生を引っかけてデートしていると思われてしまうのだ。
終わった。私は神に見放されたのだ。
とりあえず家に届いてある”〇〇高校 同窓会の出席確認”のはがきには欠席と回答した。
しばらく放心状態だったがなんとか復帰しテスト勉開始。
可愛い先輩の前で真顔にならずに勉強するのがこんなにも大変なことなんだってことを今日一番学んだ。
テレビとかに出てるアイドルってすげぇよ。
いい感じに時間を潰した後、W先輩がプリ撮りたい!と申し出たので、アニ〇イトのあるビルに向かった。
道中、W先輩を目で追うふしだらな輩がチラホラいた。
先輩には気を使わせたくなかったので汚らわしい視線を遮るようにガードした。
お連れしている今、私が彼女のガーディアンなんだから。当然の義務だ。
目標のビルについてプリクラコーナーへ直行。
W先輩「!?!?今のプリってすごい!!!こんな加工もできるんだ!!」
先輩の最新のプリクラ技術に驚く姿はそこはかとなく無邪気だった。
ちなみにプリの落書きには「理系特有のクマ」「←先輩 →後輩」
とか書いてた。
さて、そろそろ時間もいいとこだし晩飯にしよう。
ネットで調べた先行研究によるとイタリアンがいいらしい。
というわけでク〇〇モール内にあるナポリタンの店にした。
店員さん「何名様ですか?」
2匹っスと店員に伝えると何故か窓際の席にされた。
なんでだろう?
具体的な商品までは覚えてなかったが確かトマトスパゲッティを食べた気がする。
とても美味だった。
会計をしようと立ち上がると
W先輩「〇〇君は待ってて、払ってくるから」
ん?一体何をして、、、?
W先輩「だって〇〇君バイトしてないでしょ?ニコー」
なんかこう、一人の男として負けた気がする。相手は女だけど。
畜生!!!可愛い顔しやがって!!..........はい、負けました。
自分と先輩、学年が違うだけでここまで””差””が生まれるのか?私は途方もない敗北感に襲われた。
生まれ変わったらシェパード犬になってこの人のペット兼番犬になろう。
駅のプラットフォームまで見送り、運動と急展開で体力的にも精神的にも疲弊した私は、
当たり前のように自分の最寄駅を寝過ごしてしまいました。
おしまい
あとがき
この体験談書く時に私のSNSのDM読み直したけどずっとニヤニヤしてた笑
実は今まで撮ったプリクラ、全部私の机の引き出しにあるんよ。
中学の時~現在まで全部。大半が高校の部活の思い出だけどね。
実は今回の体験の数日前、私が1個上の学年の必修科目の課題を代わりに解いてたの。
この回以降、その科目の課題を解いては解法を先輩たちに教えてたんよ。周りからどっちが先輩なのか疑われてたね。
ちなみに先輩たちに解き方を教えてたこの科目、後に演習問題の解説書を作って私の同期や1個下と2個下の後輩から感謝されるなんてまだこの時の私は考えてもみなかったよ。